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個別授業について

個別授業は生徒の学力に合わせて会話形式で授業を行います。
一般的に集団授業よりも時給は低くなりますが、
一度に多くの生徒に気を配る必要はなく、ピンポイントで教えられるので、
初心者でも取り組みやすい指導形式です。

個別授業の特徴

管理人は家庭教師に教わったことはなく、
塾や予備校でも集団授業しか受けたことがないので、
塾講師になって始めて個別指導というものを目の当たりにしました。
個別授業は広めの部屋に個別のブースがいくつも設置されていて、
その中で講師が生徒を1人ずつ指導しています。
集団授業との主な違いは次のようなことです。

  • 生徒との距離が近い
  • ホワイトボードや黒板がない
  • カリキュラムやテキストが決まっていない

総じて集団授業よりもかなり自由に指導ができるのが特徴です。
それだけに講師の計画性が要求され、生徒や保護者からの期待も強いので、
失敗が許されない授業形式といえるでしょう。

演習と説明を交互に、時間配分に注意を払う

個別授業は1対2 (講師1人が生徒2人を教える) を基本形とする塾が多いと思います。
学習内容が違う2人の生徒を同時に教えることはできませんので、
A君に演習問題を解かせている間、B君に解説するという作業を、
交互に繰り返すことになるでしょう。

ここで問題になるのが時間配分です。
各生徒に同じ授業料を払っていただいている以上、
どちらかの生徒に極端に集中して指導しては不公平になります。
一方の生徒に教え込んでいるときは、常にもう片方の生徒の存在を忘れずに、
時間の経過を把握するようにしましょう。

さらに次に述べる生徒カルテを記入する作業もありますので、
適当なところで両方の生徒に演習させる時間を作る必要があります。
個別の授業は担当する生徒の数が少ない一方で、
授業中は集団授業以上に忙しくなる傾向があります。

生徒のカルテや授業報告書を書くのは結構忙しい

個別授業は多くの場合、各生徒にカルテがあり、学習状況を記入して管理します。
したがって、個別授業は生徒のカルテを持って授業することになるでしょう。

管理人が教えていた塾では、生徒のカルテは授業報告書ということになっていて、
塾内で管理するだけでなく、生徒にも渡すようになっていました。
そのため、生徒だけでなく保護者も見ることになりますから、
ていねいな字で分かりやすく書く必要がありました。
個別授業で2人の生徒を偏りなく教えて、
しかも授業報告書もしっかり書くというのはかなり難しい作業です。
管理人は授業報告書を授業中にしっかり書き上げるために次のようにしていました。

  • 日付などは授業が始まる前に書いておく
  • 内容は生徒ができなかった問題の解き方を分かりやすく書く
    (その問題も授業前にある程度予想しておく)

いずれも前もって書く内容をある程度決めておくという姿勢ですね。
授業報告書を生徒に渡す塾の場合、
いい加減に書くと保護者からどんなクレームが来るか分からないので、
最低限ていねいに書くようにしましょう。

個別指導の難点

生徒からすればオーダーメイドの授業を受けられ、
講師もピンポイントで生徒に指導できて授業もやりやすい個別指導ですが、
メリットばかりではありません。
個別特有の難点も存在するものです。

行き当たりばったりになりやすい
個別指導には決まったカリキュラムはなく、
生徒に合わせて学習内容や授業のスピードを決めていきます。
授業のペース・指導権を講師がしっかり握っておかないと、
どうしてものんびりとした授業になってしまい、
また行き当たりばったりにもなりやすくなります。
学期ごとに生徒の学習スケジュールを決めておき、
それに沿って計画的な授業を展開する必要があります。
振り替え授業を組まなければならない
個別授業は生徒の都合で授業日時を変更することができます。
講師としてはいつも決まった曜日・時間に授業をやりたいものですが、
生徒が振り替えを希望してくることもあるので、うまく対応しなければなりません。
なお、安易な振り替えは授業のペースを崩すので、
「明日は友達と映画に行くから別の日に」といった理由を認めないようにしましょう。
節度を守れなくなることがある
生徒と仲良くなるのはとても良いことですし必要なことです。
しかし、一方で友達感覚にまでなってしまうと、
守るべきルールや節度が守れなくなることがあります。
授業中に生徒が平気でガムを噛んでいたり、
ジュースを飲みながらの授業になってしまわないように注意しましょう。