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塾講師の禁止行為

塾講師として一般的に禁止されている行為の例を紹介します。
禁止行為を未然に防ぐ心構えは、
「一昔前の常識を現代に持ち込まない」。
これに尽きます。

個人情報に関する禁止行為

生徒の携帯番号・メールアドレスなどを聞き出さない!

おそらくすべての塾で禁止されていると思われる個人情報の聞き出しです。
それだけ重大で絶対に守らなければならないことです。

携帯電話の番号やメールアドレスを知っていれば生徒に直接連絡できるので、
どれだけ便利になることでしょうね。
しかし、これは禁止行為なのです。
塾講師は塾外で生徒と関わりを持ってはならないという規則があるからです。

仮にプライベートな時間に生徒から「この問題教えて!」というメールをもらったら、
どう対応すればよいのでしょうか。
教えてあげた場合、他の生徒から見れば、同じ月謝を払っているはずなのに、
あの子は授業以外にもサービスを提供されているということで、
不公平を訴えるはずです。
教えてあげなかった場合、その生徒から嫌われるかもしれません。
どちらにしても、生徒からの信頼を失う可能性が高いわけです。

他にも生徒から勉強以外のことでメールをもらったりして、
塾の仕事および生徒の学習環境に悪影響が出るケースが想定されるはずです。
このようなことを常態化させないためにも、
生徒と連絡先を交換することは禁止行為となっているのです。

また、生徒の個人情報は会社が管理する財産であり、会社の持ち物でもあります。
それを勝手に持ち出すことは窃盗にあたります。
生徒の個人情報を持ち出していることが発覚した場合、
たとえ退職後でも裁判に訴えられる可能性があることを認識しておきましょう。

自分の個人情報を教えない!

生徒の個人情報と同時に、
自分の個人情報を生徒に伝えることも禁止行為になっているはずです。
理由は前述の通り、塾講師は塾外で生徒と関わりを持ってはいけないからです。

「先生ってどこに住んでるの?」と生徒に聞かれて、
もし大ざっぱでも住所を言ってしまった場合、
その生徒が自宅まで「先生、こんにちは~!」などと訪問してしまうことも、
ないとは言い切れません。

電話番号やメールアドレスも同様に、たとえ生徒から聞かれたとしても、
塾のルールで禁止になっていることを説明し、絶対に教えないようにしましょう。

生徒指導に関する禁止行為

生徒の体に触れない!

1990年代くらいまでは、教師が女子生徒の肩を叩いたり頭髪を触ったり、
体罰さえもまかり通っていました。
しかし、これらは強制わいせつ罪・暴行罪に該当する行為なので、
絶対にしてはいけません。

みだりに生徒の体に触れる行為は、
生徒の人間としての自尊心を大きく傷つけることになります。
スキンシップなどという言葉は、
少なくとも塾講師の仕事をしている間は忘れたほうがいいでしょう。

他の生徒と比較しない!

「あの子は簡単に解けたのに」
「君のお姉さんはもっと早くできるのに」

こういう皮肉たっぷりの言い方は、
すでにその生徒の可能性をあきらめている人でなければ言えるはずがありません。
「講師の任務を放棄しました!」と宣言しているに等しい行為ですので、
他の生徒と比較して叱るのは絶対にやめましょう。

保護者対応に関する禁止行為

保護者から個人的な金品の受け取りは禁止!

合格発表のシーズンにありがちなことですが、
「うちの子どもが大変お世話になりました」
といった言葉を添えて、保護者からお礼の品を差し出されることがあります。
生徒や保護者からこのように感謝されたときは、
塾講師をしていて本当によかったと心から思える瞬間でしょう。

…しかし、保護者からの個人的な謝礼や金品の受け取りは禁止行為なのです。
断り切れずに受け取ってしまった場合は、
すぐに教室責任者に報告する必要があります。
仮に受け取る場合でも、それは塾全体として頂戴するものであり、
講師個人が受け取ることはできません。

生徒や保護者と塾外で面会することは禁止!

仕事の中で築き上げた顧客との関係はあくまで会社の財産ですから、
これを私的に利用することは会社の財産を私物化していることになります。
生徒や保護者とは、塾内でしか関わりを持ってはいけません。

その他の禁止行為

他の塾の悪口を言わない!

「○○という塾はひどい」などと不用意に言った場合、
教えている生徒の兄弟がその塾に通っていたら……。
特定の塾やその他の団体名を出して批判するのはやめましょう。